江戸時代からの浴衣染の伝統的技法長板中型の型染めを正藍で染めた浴衣です。裏表同じ柄になるようきっちり合わせて染めてあるので通常のゆかたに比べはっきりした柄の見え方と藍と白のコントラストが特徴です。サイズは身丈170cm ゆき68cm 袖丈49cm
前幅26,5cm 後ろ幅30cmです。衿はは拾衿です。
状態はあまり使用感無くきれいな状態です。浴衣としての着用の他、衿付きで日中のお出かけやお稽古、お食事会、観劇など幅広く活用していただけます。
(民族衣装普及協会様より引用)
染の工程は次の通り。
*地張り 長板(モミの一枚板。長さ六五〇センチ、幅四五センチ)に姫糊を引く。糊がかわいたら、水を吸わせた刷毛で長板を湿らせ板先から生地一反(およそ一二メートル)の半分を張る。残りの生地は板尻にくくりつけておく。
*型付け 型紙を生地のうえにのせ、防染剤をへらで塗る。これを一反分、行う。表の型付けを終えたら生地を裏返して、同様に裏面も型付けをする。
このとき、表裏の柄がずれないように細心の注意を払う。
*豆汁引き 乾燥させ豆汁を引く。これが下染になる。
*本染 生地の片耳に伸子を張り、これを把手として藍瓶に静かに浸し、引き上げて空気に晒す。これを「風を切る」という。この作業を何回か繰り返して浸染をする。
*水元 水洗いをし、防染糊を完全に落として乾燥させる こちらのお品ものは店舗またはbaseshop リサイクル着物知久にてご購入していただけます。